2014年4月12日土曜日

コンマが有るのと無いのでは大きな違い!

英語で会話だけしていると細かなニュアンスまで理解できていないことが結構あります。(私だけ?)

音だけ聞いていると、ちょっと想像しずらいものがあります。
アポストロフィーがその良い例。

例:Girls' Day

これは、Girls's Dayなのですが、sが二つ重なっているので、うしろのsを省略したわけです。

「ガールズデイ」とだけ言われると、きっとGirls Dayと書いてしまうのではないでしょうか?

ま~、これくらいでしたら、意味を取り違えても大きな問題はありません。

でも、コンマ「,」の場所となると、そういういわけにはいかないのです。

コンマの有る無しでものすご~く意味が変わってしまいます。

例:The computer which is broken is in the box.

これって、そのまま「壊れたPCが箱の中に入っています」と訳しますよね?

では、The computer, which is broken, is in the box.はどうでしょうか?

これも、思わず「壊れたPCが箱の中に入っています」としてしまいませんか?

英語だけで話していると、両方とも同じような意味にとらえ、そのまま流してしまいます。(これも私だけか?)

ですが、わざわざコンマがあるというのは、何かしらの意味の違いがあるはず。

このあたり、翻訳する時には絶対必要なこと。

どういう違いがあるかというと、

①The computer which is broken is in the box.とは、壊れたPCの他にも数台PCを持っていることを意味していて、「そのうち壊れているのは箱に入れてある」という意味。

②The computer, which is broken, is in the box.は、PCは一台しかなく、それが壊れたので箱に入れてあるということで、「一台あるPCが壊れてしまい、箱に入れてある」ということになるのですね。

ちょっと面倒な言葉を使うと、①の制限用法と②非制限用法を意識することが必要らしい。

①の制限用法とは、関係代名詞以下の文章を省くと全く意味をなさないもの。

②非制限用法とは、関係代名詞の率いる修飾部分は追加情報なので、省いても十分意味が通じますよってこと。

翻訳するということは、英語の意味をしっかり細部まで理解していなきゃいかんのですね。

日々、勉強ですね~。

2014年3月18日火曜日

英語を英語で理解することと、自然な日本語にするスキル。

英語を理解する時、日本語を介在させないで、英語を英語で理解することが必要と良く言われます。

もちろんそれは正しいのですが、英語だけでコミュニケーション取っていると、こちらの間違いに気づかなかったり、相手の話を勘違いしたままず~っと話が進んでしまうことがあります。

外国人の先生に習ったことがある方なら、経験済みではないでしょうか?

英語を日本語として通る意味に訳す、いわゆる翻訳の仕事をするようになってから、英語の理解力が格段に上がったと思います。

英語のレッスンでも、新聞記事や洋書などの読み物は、「つまりどういうことを言っているのでしょうか?」と日本語で確認します。

難しい英語になると、直訳調の日本語になり、宇宙後のようにしか聞こえません。

本当にしっかり意味がわかっていないと、自然な日本語にはならないのです。

ということで、日本語で確認することはとても大事なことなのです。

ですが、最近、ちょっとした問題も見えてきました。

新しい英語の単語を英語で学ぶ際、意味をイメージして理解しなければいけない場面で、にっちもさっちもいかない方がいるのです。

英語で単語の意味や概念を読んでも、日本語に100%すっきりはまる言葉が思いつかないと、すぐ諦めてしまい、そこで思考がストップしてしまうのです。

こうなると、英英辞書が使えなくなります。

そもそも、100%ぴったりはまることなんてないのですから~!

英文の意味がわかり自然な日本語に訳せる力と、英語を英語で理解するスキルの二つを兼ね備えるべきなのですね。

2014年2月13日木曜日

英英辞書の使い方

翻訳をするようになってから、英英辞書を使う頻度が増えました!

なんで〜と思うかもしれませんが、事実です。

いい日本語がどうしても浮かばないことが、多々ありますので、そのような時は、英英辞書で元々の意味を調べます。

すると、あ〜そういう意味か〜と理解でき、より日本語をイメージしやすくなります。

毎日、英英辞書に助けられています。


2014年2月8日土曜日

Excitingのいい日本語訳は?

翻訳をやっていると、「英語の意味はわかるけど、ぴったり来る日本語が見つからない」ということが結構あります。

結構というより、毎回その問題にぶちあたります。

例えば、Exciting という言葉。

エキサイティングというカタカナで表現する時もありますが、「出会い」という言葉を形容する場合はどうでしょう?

単なる観光でしたら、行った先で「エキサイティングな出会い」がある、としてもいいのですが、海外の大学という教育の場では今一つだな~と悩みました。

世界各国から集う学生達との・・・エキサイティングな出会い・・・なんとかならないかな~と日々考えておりました。

数日後、新聞を読んでいて「これだ!」というのを見つけましたよ。

「心躍る出会い」

この言葉、知ってはいても、あまり使ったことがない言葉です。

見つけた時は、「やった~!」とガッツポーズ。

もちろん、すぐに用語集に書き留めました。

新聞や本を読む時も、この表現いいな!と思うと、用語集に書いておきます。

後で見直すこともできますが、何と言っても書くことで頭にも残るのがいいです

2014年2月7日金曜日

One Twoは意外と難しい

一周忌は、the first death anniversaryですが、the second death anniversaryはどうでしょう?

これは、三回忌のことですね。

secondだからすぐ「二」だと考えてしまいますが、日本語には二回忌というのはありません。

ご存知のとおり、亡くなって2年目を三回忌と言います。
逆に日本語を英語にする場合、三回忌だからといって、the third anniversaryとは言いません。

One Twoなど、誰でも知っている単語ですが、簡単な単語こそ難しいという例です。

英語だけで会話していると、そのまま流れてしまいがちですが、母国語の日本語に直す作業をする場合、意味を正確に理解していることが大前提になります。

英語を英語で理解するのは当然必要ですが、翻訳という作業ではきっちり英語本来の意味を理解し、的確な日本語に置き換えることが大切です。

2014年2月6日木曜日

more than oneは1つ以上という意味ではありません。

oneとは、1のこと。
 thanとは、「~以上」という意味。学校で、そう習いました。

では、more than oneは、1つ以上という意味でしょうか?

  ↓
  ↓
  ↓

答えは、「2つ以上」ですね!!

1つ以上という表現には、1も含まれます。
でも、more than one というのは、1を超える数のことです。

more than(~)とは、(~)の数字は含まないのです。

ですので、more than oneとは、日本語では「2つ以上」となります。

ま~、more than one millionなどのような場合は、100万以上で構わないでしょうが、少ない数の場合は要注意。

純粋に、1を含める意味で「1つ以上」と言いたい場合は、
One or more となります。

決して、「1またはそれ以上」などと、わざわざor を訳さないこと!

一語一語あてはめて日本語にしては大失敗のもとです。


知っているようで知らないことが星の数ほどあるのです・・・。

とにかく、調べるに限ります。

英英辞書で、その言葉の意味や定義を調べたほうが、翻訳する時とても助かります。

2014年2月2日日曜日

翻訳下訳者養成コース in 札幌

翻訳士の資質とは何だろう?

な~んて、偉そうに言えないのですが・・・

私が担当している翻訳のお仕事を、数名の方に下訳をお願いした時に感じたことを書いてみます。

何が大事って、もちろん、期限を守る人です。
そして、中身が伴っていることが大前提!

下訳とはいえ、高い完成度を要求しています。

でも、中には、わたしが最終チェックするのだから何とかなるだろうという理由で、「良くわからなかったけど、時間がないので、送りま~す」という人も少数おりました。


明らかに調べ方が浅いか、調べていないのがわかる訳分でした。
また、日本語としてどうなの?というような文章も結構ありました。

下訳とはいえ、お給料が発生するのですから、いい加減な姿勢で取り組むべきではありません。

どんな仕事もベストを尽くし、わからないことは調べまくることが必須。
ピンと来ないな~という意味を、ピンと来ないままにして提出するのは・・・あってはなりません。


誰かがチェックするでしょう!なんてのは甘いのです!

あとは、○月○日までという期日を守るのは当然大事なことです。

その意味では、私の生徒さんで「下訳翻訳者養成コース」を受講している方は、ほぼ・・・大丈夫で
す!!!

海外の俳優さんたちが、作品によってオーディションを受けるように、
養成コース受講生の方にも、お仕事をお願いする時はトライアルを受けていただきます。

下訳者さん、できれば5名ほど養成したいと思っています!



2014年1月28日火曜日

翻訳者に専門分野は必要?

翻訳者に専門分野は必要でしょうか?

答えは「はい!」です。

なぜかと言いますと、専門分野や得意分野であれば背景知識があるので、簡潔な英文を見て何を言わんとしているのか容易に判断できます。

判断ができれば、その上でその分野で使われている用語を使用することができますので、専門家が読んでも違和感ない日本語が書けるのです。

通訳・翻訳に関する簡単な例を出してみます。

英語を聞いて、即日本語で通訳していくのは何と言いますか?

これは誰でも知っている「同時通訳」ですね。

では、ある人のスピーチを聞いてひとかたまりのところで切って訳していくのを何というでしょうか?

「逐次通訳」と言いますね。

この日本語は通訳の世界では当たり前な言葉ですが、一般の方はあまり知らないと思います。

consecutive interpretationという英語を見て、すっと「逐次通訳」という表現が出るのとでないのでは大違いだと思いませんか?

consecutiveだから、「連続通訳」な~んて訳してはいけないのです。なんのことかさっぱりわかりません。

やはり、その世界で使われている表現を使うことが必要です。

医学や法律などでは当然ですね。

ま、私は医学や法律は・・・無理ですけど(汗

何かしらの得意分野を持つことは大事ですので、興味のあるものから勉強するといいですね。

最初っから無理と決めつけず!

どんな分野のプロでも、最初はみんな素人です。10年くらいみっちりやればプロ並みになれます。

少しでも興味があるとか、経験があるというのがあれば、それを極めてみるのもいいでしょう!






2014年1月25日土曜日

翻訳士を目指す超初心者さんが必要なスキルとは?

私の仕事は英語講師。

自宅でレッスンを行っています。

英語講師の他に、もう一つの仕事を持っています。

それは、翻訳家。

翻訳家というとカッコいいのですが、3年前からお仕事をしている、まだまだ駆け出しです。

しかも、扱うジャンルは「英語教育業界における世界的に有名な学校」のパンフや、関連する冊子、契約書などなど。

私自身、長く英語業界におり、ある程度の背景があるので、なんとかこなしています。

今年で3年になりますが、毎回たくさんの発見があります。

現在は、英語教室に通ってくださっている生徒さんの数名を対象に、「翻訳下訳者養成コース」なるものを開設し、近い将来、私の仕事を振り分ける予定です。

このブログでは、これから翻訳家を目指したい方にむけ、ちょっとだけ先に進んでいる駆け出しの私が発見したことをお伝えしたいと思います。

一流の翻訳者さんのように、広範囲なジャンルは扱えませんが、狭い範囲ながらも、翻訳作業の中で学んだことを発信いたします。

たとえば、以下のようなこと。

*翻訳者に必要な語学力(英語・日本語)
*翻訳者に必要な資質
*翻訳という仕事
*収入
*翻訳ソフト
*日本人なら間違える英語表現
*翻訳下訳者さん養成コースについて
*こんな意味があったなんて!(英語・日本語偏)
などなど。

このブログは、現在英語を勉強している方や、これから翻訳家を目指そうとされている方が対象です。
プロの翻訳家さん達にとっては、あまりにも基本すぎる内容ですので、どうぞスルーしてくださいませ。

翻訳経験のない私が、お仕事をいただいております。
翻訳のお仕事は決して不可能ではなく、やる気と英語力(及び多言語)、日本語力があれば可能なのだと思います。

なんちゃって翻訳家の仕事ぶりをお伝えいたします!!